2009年9月に鳩山首相が、温室効果ガス削減目標について「1990年比で2020年までに25%削減することを目指す」と表明して以来、省エネ法も改正され、以前は大規模工場に対してのエネルギー管理義務が、事業者単位にエネルギー管理を義務つけることとなりました。
京都議定書第3条では、2008年から2012年までの期間中に、先進国全体の温室効果ガス6種の合計排出量を1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的と定め、日本は6キロを削減量としました。
このような環境下で、省エネ対策は人類皆が認識する焦眉な問題となりました。弊社の新冷媒ECO-Lにより地球環境の改善、省エネ対策と設備延命という形でお客さまに、世の中に寄与してまいりたいと思っております。
環境庁は23年度、アンモニアや二酸化炭素等の自然冷媒を使用した冷凍等装置が、フロン冷媒使用装置に比べ導入費用が高いことから、フロン冷媒使用装置の導入費用との差額の1/3の金額を導入事業者に対して補助することにより、省エネ自然冷媒冷凍等装置の普及を促進しました。
(http://www.env.go.jp/earth/ozone/hojokin.html)
従来、空調用冷媒と使用されていたプロパン・イソプタン(R600a)・アンモニア等の炭化水素は、強可燃性であり安全性が指摘されたため、1930年代に不燃性のフロンCFC(R-12)・HCFC(R22)が開発され、冷媒の主流となりました。
しかし、特定フロン(R12・R22)がオゾン層を破壊していることが解明され、2020年全廃対象となり、代替フロンHFC(R-410A・R-407C)が開発されました。これもまた地球温暖化を進めてしまう強力な温室効果ガスであることが判明しました。
京都議定書で代替フロンHFCは、Co2とともに削減が義務付けられている温室効果ガスの一つとなっています。